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【東野圭吾】図書館ハードユーザーが選ぶ!おすすめ小説ランキング

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どうも!小説好きのすけ(@SUKE_SUKE_2021)です。

超人気作家・東野圭吾作品のおすすめをランキング形式で紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

東野圭吾作品のおすすめを知りたい人
東野圭吾の作品が多すぎてどれから読めばいいかわからない人
ミステリー小説が読みたい人
人間ドラマが描かれている作品を探している人

すけ
独断と偏見でランキング作成~!
もくじ

東野圭吾について

1958年大阪生まれの小説家。

1985年に、作家としてデビュー。ミステリーやサスペンスを中心に、ユーモア小説やSF小説など、数多くのジャンルの作品を発表しています。

加賀恭一郎シリーズやガリレオシリーズなど、シリーズ物もたくさん送り出しています。その作品の多くが映画化・ドラマ化されており、幅広い層からの人気と知名度があります。

推理作家の登竜門と呼ばれる「江戸川乱歩賞」、ミステリー作家として、いつかきっと、と目標にしている作家が多い「日本推理作家協会賞」など、数多くの賞を受賞されている、名実ともに日本トップの作家です。

東野圭吾作品ランキング

10位 人魚の眠る家

あらすじ

娘の小学校受験が終わったら離婚する、と約束した仮面夫婦の2人に「娘がプールで溺れた」という悲報が届く。病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。

感想・おすすめポイント

脳死と子どもの臓器提供、よくこんな正解の無い話を作ったな!という感じです。
死の定義は、科学や医療の進歩に伴って変わっていくんだろうと思います。でも、現状脳死は死んでいると定義されるけど、心臓が動いていて、体温があるなら生きてると思っちゃうなあ。
移植手術の裏には悩んで難しい決断をした人たちがいるんだ、と想像できるようになった作品です。

  • 出版社 : 幻冬舎
  • 刊行日 : 2015年11月20日
  • 文庫 : 469ページ
すけ
人間が冬眠できるって話もあるし、人体の不思議すごいね

9位 どちらかが彼女を殺した

あらすじ

OLの和泉園子は、路上で絵を売っていた佃潤一と恋に落ちる。親友である弓場佳代子に潤一を紹介した数ヶ月後に、潤一から別れを切り出される。園子は潤一が佳代子に心変わりしたことが原因と知る。数日後、園子の兄・康正は遺体となった妹を発見する。警察官である康正は自殺の偽装をされた他殺であると気付き、康正は2人に容疑者を絞った。
犯人は妹の親友か、かつての恋人か。

感想・おすすめポイント

事件は解決するけど、犯人は明かさないというスタイルの作品です。
どっち?こっち?どっち?ん?どっち?って終わる。
でも、よーく読むとわかるようになってます。

同じ加賀恭一郎シリーズの「私が彼を殺した」も同様の作りになってますが、複雑すぎたので、こっちを上位にしました。

  • 出版社 : 講談社
  • 刊行日 : 1996年6月6日
  • 文庫 : 356ページ
すけ
犯人わかった瞬間、よっしゃ!って思った

8位 時生

あらすじ

宮本拓実はろくに働きもしない無頼の若者で、その日暮らしの生活を送っていた。そんな拓実は花やしきで「トキオ」と名乗る少年と出会う。拓実には千鶴という恋人がいたが、自身の住むアパートにトキオを居候させることになる。だが、千鶴は別れの言葉を書いた置手紙を残し、突然姿を消してしまう。納得がいかない拓実は、トキオとともに彼女の行方を追う。

感想・おすすめポイント

大学生の時、友達に人が殺されない小説のおすすめを聞いて、教えてもらった作品です。

分厚いけどライトで、SF色が強い作品です。

みんな配られたカードでどうにか勝負するしかない。

東野圭吾「時生」本文

これを読んで宇垣美里さんの発言を思い出しました。
「人生は配られたカードで勝負するしかないし、どんなに嘆いたってカードを取り替えることはできない。」
何かのインタビュー記事だったかな?これを見て好感度ちょっと上がりました。
脱線しましたが、SFと割り切れば、感動できる作品です。

  • 出版社 : 講談社
  • 刊行日 : 2002年7月18日
  • 文庫 : 544ページ
すけ
今は人殺される小説読みまくってるけどね!

7位 赤い指

あらすじ

サラリーマンである前原昭夫は、妻と息子と母親との4人で暮らしている。妻の八重子は義母を疎ましく思い、息子の直巳は親和性に欠ける。そして母の政恵は認知症を患っていた。そんな家族のいる家には帰りたくないと思ってはいたが、八重子から「早く帰って来て欲しい」と電話が入り、仕方なく帰宅する。自宅の庭には幼女の遺体があった。その幼女は直巳によって身勝手な理由で殺害されたことがわかり、通報しようとした昭夫だが、八重子に止められる。やむなく事件の隠蔽を画策し、深夜を狙って、住宅地近くの公園に遺体を遺棄する。

感想・おすすめポイント

こんな行き当たりばったりで行動して、すぐ捕まるだろ!って思いましたが、結末までの持っていき方とその結末が素晴らしかったです。

人魚の眠る家もだけど、家族のためにここまでできるのすごいなーと思いました(語彙力が小学生並)。

  • 出版社 : 講談社
  • 刊行日 : 2006年7月25日
  • 文庫 : 320ページ
すけ
毎日をちゃんと生きていればこんなことにならなかったはずだー!

6位 パラドックス13

あらすじ

3月13日13時13分13秒、街から人が消えた。刑事の久我冬樹は、訳がわからないまま街を歩き、同じような現象に出くわした10人を発見する。その中にはなぜか死んだはずの兄・誠哉もいた。無人の東京には境遇も年齢も異なる13人の男女が残されたことがわかり、変わり果てた街で生き抜こうとする中で、13人の共通項が見えてくる。

感想・おすすめポイント

SF系はあまり得意ではないのですが、これは面白かった。小説だけしか読んだことないはずなのに、今でも映像が思い浮かぶシーンがいくつもあるぐらいです。

結構な長編ですが、結末が気になって一気読みでした。

  • 出版社 : 講談社
  • 刊行日 : 2009年4月15日
  • 文庫 : 576ページ
すけ
もうすぐ3月13日だ!

5位 さまよう刃

あらすじ

会社員・長峰重樹の娘・絵摩が死体で発見される。数日後、長峰のもとに犯人の情報告げる密告電話がかかってくる。それを聞き、電話で言われたアパートへ向かう。留守宅へ上がり込み、部屋を物色して見つかったビデオテープには絵摩が犯人の少年2人に陵辱されている映像が写っていた。長峰は、娘の復讐に動き出す。

感想・おすすめポイント

「少年法」のあり方を問う社会派小説です。個人的に大好物な、共感だけで終わらない考えさせられる作品です。

終始重苦しい感じですが、緊迫感に満ちた展開で、読むのを止められず、これも一気読みでした。

  • 出版社 : 角川グループパブリッシング
  • 刊行日 : 2004年12月
  • 文庫 : 499ページ
すけ
重すぎて好き嫌い分かれそう

4位 片想い

あらすじ

大学時代のアメフト部の仲間たちとの同窓会で当時エースだった西脇哲朗は、マネージャーの理沙子と結婚していたが、最近はうまくいっていなかった。 同窓会の帰り道、哲朗はもう1人のマネージャーだった日浦美月に10年ぶりに出会い、昔から性同一性障害で苦しんでいて、今は男として生きていると打ち明けられる。 そして、さらに「人を殺したんだ」と衝撃の告白をする。

感想・おすすめポイント

まず、何より2001年刊行というのが驚きです。ジェンダーについて考えるきっかけになると思います。
性は「メビウスの帯」のようで、揺らぐものだという感覚、現代でも持っている人は少ないように思いました。
それだけではなく、色々なドラマがあり、人間ドラマとしても、ミステリーとしても素晴らしいです。

美月役を中谷美紀さんが演じている映画は、アマゾンプライムで観ることができます。

  • 出版社 : 文藝春秋
  • 刊行日 : 2001年3月1日
  • 文庫 : 624ページ
すけ
人間ドラマ要素が強いのいいね

3位 祈りの幕が下りる時

あらすじ

滋賀県に住む40代女性・押谷道子の遺体が発見された。遺体が見つかったアパートの住人は消息を絶っている越川睦夫という男だった。捜査を担当する松宮は近くで発見されたホームレスの焼死体との関連を疑う。そして、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを加賀恭一郎に伝えると、激しく動揺する。それは孤独死した加賀恭一郎の母に関する謎と直結していた。

感想・おすすめポイント

加賀恭一郎シリーズの最終作です。ミステリーと言うよりは人間ドラマ要素が強い作品です。2組の親子の話が主で、どちらも切ない親子関係でした。

終盤に行くにつれて、悲しい予感が迫ってきて、切ないけど、先が気になる描き方は秀逸です!映画化もしています。

  • 出版社 : 講談社
  • 刊行日 : 2013年9月13日
  • 文庫 : 448ページ
すけ
登場人物多いのに、わかりやすいのはさすがっす

2位 手紙

あらすじ

武島剛志は、弟・直貴の大学進学の資金欲しさに、空き巣に入り、強盗殺人の罪を犯してしまう。直貴のもとには、服役中の剛志から月に一度、手紙が届く。直貴が幸せをつかもうとすると毎回、「強盗殺人犯の弟」という事実が立ちはだかる。月日が経ち、家族を持った直貴は、ついにある決意をする。

感想・おすすめポイント

突然、殺人犯の家族となり、罪を償うべき人間ではないはずなのに、向き合い続けるしかなかった15年間、差別の中で生きていく苦しさを感じました。作中に出てくる「逆差別」というワードが印象的で、色々と考えさせられました。これも映画化してます。

  • 出版社 : 文藝春秋
  • 刊行日 : 2003年3月1日
  • 文庫 : 428ページ
すけ
映画も感動必至です

1位 悪意

あらすじ

小説家・日高邦彦が自宅で他殺体となって発見された。第一発見者は妻と親友で小説家の野々口修だった。刑事の加賀恭一郎は、野々口が書いた「事件に関する手記」に興味を持ち、それを読ませてもらう。加賀は聞き込みや推理を通して、野々口の手記に疑問を抱くようになる。やがて犯人が明らかになるが、犯人は動機を語ろうとはしない。

感想・おすすめポイント

また加賀恭一郎シリーズです。先ほど3位で紹介した「祈りの幕が下りる時」が最終作にして、最高作との声も多いですが、個人的にはこちらを推します。途中までは、なんだこのあっさりした感じは!と思いますが、そこからタイトルの「悪意」にたどり着くまでが、素晴らしかったです。

  • 出版社 : 講談社
  • 刊行日 : 1996年9月
  • 文庫 : 376ページ
すけ
すっかり騙されたぜ

加賀恭一郎シリーズが多くなってしまいましたが、ランキング作るタイミングによって、かなり変動する気がします。
今思いつくだけでも、「虚ろな十字架」「流星の絆」「真夏の方程式」「幻夜」「プラチナデータ」「秘密」とかランクインする可能性大いにあります。

映画化されている、話題作も多いですが、未読の作品があったら是非読んでみてください!

すけ
ひねくれものなので、白夜行は入れないです!笑
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