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読みやすいのに読み応え十分!初心者向け小説【厳選5選】

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novelimage
すけ
どうも!小説好きのすけです。

読書初心者向けの小説を紹介します。

私自身、あまり読解力がないので、スケラボ内で紹介しているものは、全部読みやすいとは思いますが、、、
その中でも特に読みやすい小説を厳選しました。

ジャンルが偏らないようなセレクトになっているかと思います。

では、ページ数が少ない順に紹介していきます!

この記事はこんな人におすすめ

普段本を読まない人

手軽に読める小説を探している人

もくじ

全力でおすすめできる初心者向け小説を紹介

インストール / 綿矢りさ

あらすじ

受験戦争から脱落し、登校拒否児となった女子高生・野田朝子は、ふと部屋の大掃除を思い立ち、部屋にあるものを全てマンションのごみ捨て場へと運ぶ。しかし、亡くなった祖父からもらったコンピューターだけが捨てられず、久しぶりに電源を入れようとするが動かない。ようやく決心がついた朝子は、コンピューターを持ち、ゴミ捨て場に運び、その場に座り込む。 そのときたまたま通りかかった小学生の男の子に、その壊れたコンピューターを譲ることになり、2人の秘密の関係が始まる。

感想・おすすめポイント

綿矢りささんのデビュー作です。
高校生でこんな本がかけるのすごいよね、というなんの面白みもない感想しか出てこないですが、読んだらわかってもらえると思います。

パソコンに詳しい小学6年生の男児と女子高生がチャットレディをする話です。この設定だけで興味が湧くでしょう?

  • 出版社 : 河出書房新社
  • 刊行日 : 2001年11月20日
  • 文庫 : 192ページ
すけ
破天荒と言われる文体も好き!

何もかも憂鬱な夜に / 中村文則

あらすじ

施設で育った刑務官の「僕」は、18歳のときに強姦目的で女性とその夫を刺殺した20歳の未決囚・山井を担当している。1週間後に迫る控訴期限が切れれば死刑が確定するが、山井はまだ語らない何かを隠している。

感想・おすすめポイント

又吉さんがおすすめしている作家で、人間の中の闇を描くのがすごく上手です。

読みやすさもありますが、1ページ当たりの文字数が少ないので、初心者にはハードルが下がるかなと思い、チョイスしました。

生きる意味、命の尊さや死刑制度などいろいろと考えさせられる作品です。読めば、心に残る言葉が見つかるはずです。

  • 出版社 : 集英社
  • 刊行日 : 2009年3月5日
  • 文庫 : 200ページ
すけ
又吉さんの解説まで読んでね!

金曜のバカ / 越谷オサム

あらすじ

天然女子高生と気弱なストーカーが繰り返す、週に1度の奇天烈な逢瀬の行き着く先は?ピュア過ぎてアブノーマルなヤツらが繰り広げる妄想と葛藤の話。

感想・おすすめポイント

愛すべきおバカが主人公の短編5話です。

  1. 金曜のバカ
  2. 星とミルクティー
  3. この町
  4. 僕の愉しみ彼女のたしなみ
  5. ゴンとナナ。

全編大当たりの傑作です!

青春真っただ中の学生が読むより、青春が懐かしく感じる大人の方がハマると思います。

  • 出版社 : KADOKAWA
  • 刊行日 : 2010年1月30日
  • 文庫 : 257ページ
すけ
バカすぎて笑うしかない

カラフル / 森絵都

あらすじ

「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」 生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。 ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変っていく。

感想・おすすめポイント

大人も泣ける不朽の名作青春小説と話題になった、超有名作品です。

私自身、ファンタジー要素がある作品はあまり好きではないのですが、これは大好きです。
とりあえず、騙されたと思って読んでみてください。

  • 出版社 : 文藝春秋
  • 刊行日 : 2011年11月12日
  • 文庫 : 259ページ
すけ
ただの児童書じゃない!

潔白 / 青木俊

あらすじ

30年前に小樽で発生した母娘惨殺事件。死刑がすでに執行済みにもかかわらず、被告の娘が再審を請求した。娘の主張が認められれば、国家は無実の人間を死刑台に追いやったことになる。検察は司法の威信を賭けて再審潰しにかかり、娘と弁護団はただひとつの真実を証明しようと奔走する。

感想・おすすめポイント

ページ数に対する読み応えがすごい!この少ないページ数でしっかりとしたミステリーを味わえます。
登場人物が少ないので、とてもわかりやすくて読みやすいです。

冤罪をテーマにした小説は結構ありますが、死刑執行済みというのはあまりないように思います。
冤罪が認められれば、国の殺人となる。検察側と再審請求側の本気がぶつかり合うリアルさがありました。

  • 出版社 : 幻冬舎
  • 刊行日 : 2017年7月
  • 文庫 : 260ページ
すけ
序盤の死刑執行シーンでもう引き込まれる!

初心者向けなので、どれもページ数は少なめですが、その分密度高めの作品ばかりです。

未読の作品があったら是非読んでみてください!

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