- ヒカルの碁が好きな人
- ヒカルの碁を知らない・読んだことがない人
- ヒカルの碁の魅力がわからない人
どうも!すけ(@SUKE_SUKE_2021)です。
「1番好きな漫画は?」と聞かれたら、「ヒカルの碁」と答えます。
それほど好きな「ヒカルの碁」について紹介します。
おすすめ漫画「ヒカルの碁」について
作品概要
ほったゆみ(原作)と小畑健(作画)によって、1999年2・3合併号から2003年33号にかけて週刊少年ジャンプ連載された囲碁を題材にした漫画。
中国では『棋魂』、韓国では『ゴースト囲碁王』というタイトルで出版されており、その他にも数多くの言語で翻訳されています。
あらすじ
小学校6年生の進藤ヒカルは、祖父の家で見つけた古い碁盤をに宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊に取り憑かれる。「神の一手を極める」という佐為にせがまれてルールも知らないヒカルが碁を打ち始める。
実際に読んでほしいので、詳しくは書きませんが、大きく分けると佐為編(1-17巻)と北斗杯編(19-23巻)に分かれます。
巻数について
単行本、文庫版、完全版と出ています。
全23巻(単行本)
全20巻(完全版)
全12巻(文庫版)
完全版は持ってない。。。完全版なんぞ買わなくてもヒカルの碁はもう完全版なのである(ちょっと何言ってるかわからない)
アニメについて
漫画でいう佐為編が全75話で放送されました。
アニメって進むスピードが遅いので、個人的には断然漫画派ですが、ヒカルの碁はアニメも観てました。
オープニングもエンディングも、主題歌が全部良いです。
君が今僕を支えて 僕が今君を支える
Get over/Dream
だから迷いながらも共に生きていこうよ未来へと
アニメ最終話にしか流れないロングバージョンのGet overも収録されてます。
今もこのサントラ聞きながら書いてます。エモい。
アニメはAmazon Primeで全話観ることができます。
おすすめポイント
佐為が、かわいい&かっこいい
ヒカルにわがままを言ったりするかわいい部分もあるのですが、囲碁を打ち始めると、めちゃくちゃ強くて負けない。カッコいい。イケメン。
リアリティのある心揺さぶられるストーリー
佐為というファンタジーな存在がいるにも関わらず、全然ぶっ飛んだストーリー展開ではなく、心情や行動などがリアルなのがすごく好きです。
始めは佐為の実力で注目されるヒカルですが、それがヒカル自身に向けられたものではないことに気づき、虚しさや嫉妬を感じます。
佐為の力もあり、囲碁の棋力もですが、人間的にも物凄い速度で成長するヒカルに対し、今度は佐為が嫉妬を感じます。すれ違う2人の気持ちがとても切なく、派手さはなくても引き込まれます。
ひたすらに絵が綺麗
小畑健先生ですからね。言うまでもないですよ。扉絵とか飾りたいレベル。
バトルじゃないので、単調になりがちですが、対局シーンも表情や間で読ませるのがさすがだなと思います。
小畑健展、何回も通いました。泣きそうになった(泣いている人もいた)。
佐為編と北斗杯編で2度楽しめる
ファンの間でも評価や意見が分かれるところですが、大人になった今読むと北斗杯編の良さもわかるようになったような気がします。再読すると深さがわかるような作品です。
最後まで読んでもルールがわからない
これって逆にすごいと思っている部分で、多分ちゃんと読んでも囲碁が打てるようにならない。白と白で黒を挟んでもひっくり返って白にはならないことぐらいはわかる。なのにこんなに夢中で読めるってなんなんでしょうね!(もう投げやり)
専門用語もかっこいい
ルールはわからなくても、「右下スミ小目」とか「初手天元」とか、囲碁の専門用語がかっこよくて無駄に言いたくなる。

さいごに
作中に出てくる因島の石切風切宮が2020年内で廃社になるということで、先日行ってきました。もちろん本因坊秀策囲碁記念館にも行きました。
連載当時は老若男女問わず人気が出て、囲碁ブームを起こして社会現象とまでなりました。
ヒカルの碁の影響で、囲碁を始めたと公言しているプロ棋士も複数いるぐらいです。
改めて、読者の人生を変える漫画の影響力ってすごいなーと思うのでした。
まだ読んだことないなら、こんな駄文を読んでないで、早く買って今すぐ読んでください。



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