どうも!漫画好きのすけ(@SUKE_SUKE_2021)です。
単純計算で作品にかける時間が2倍になるので、クオリティは上がるはず・・・!?
そんな単純な話ではない気もしますが、やっぱりストーリーがしっかりしている作品が多いように思います。
原作担当と作画担当が分かれている漫画の中で、おすすめしたい5作品を巻数が少ない順に紹介していきます。
面白い漫画を探している人
良く練られた漫画を読みたい人
原作者と作画担当が別の漫画を厳選して紹介
バクマン。 / 大場つぐみ×小畑健
あらすじ
中学3年生の真城最高(サイコー)は高い画力がありながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの退屈な日々を送っていた。サイコーは、秀才のクラスメイトで作家志望の高木秋人(シュージン)に「俺と組んで漫画家にならないか」と誘われる。初めは本気にせず断っていたが、ずっと片思いしている亜豆美保とある約束をした事から、亜城木夢叶として漫画家を目指すことになる。
感想・おすすめポイント
この記事のテーマにもなっている、原作と作画が分業しているタイプの作家が主人公の話です。
ジャンプに掲載するため、掲載し続けるために主人公たちと切磋琢磨するライバルたちも魅力的です。編集部がドタバタしている臨場感もあり、物語として面白いのはもちろんですが、漫画そのものがどうやって完成するのか、漫画が週刊誌に掲載する流れなど、漫画を読んでいるだけでは知ることができなかった知識も得ることができます。
無駄もなく最初から最後までずっと面白くて、読み応え抜群です。
出版社:集英社 掲載誌:週刊少年ジャンプ
単行本:全20巻(2012年完結)
約束のネバーランド / 白井カイウ×出水ぽすか
あらすじ
グレイス=フィールド(GF)ハウスは、色々な孤児があつまっている孤児院で、血縁関係のない兄弟姉妹たちが暮らしている。孤児たちは「GFでは、赤ん坊のころに預けられた子どもを、特殊な勉強とテストにより育てあげ、6歳から12歳までの間に里親の元へと送り出す」と教えられていた。
しかしGFで暮らす、身体能力に優れるエマと、知略に優れるノーマンは、近づくことを禁じられていた「門」で里親の元へ送られるはずのコニーが食肉として出荷される瞬間を目撃する。そこから「鬼」の存在を知った2人は、博識なレイや、ドン、ギルダなどを仲間に引き入れ、GFからの脱獄計画をスタートさせる。
感想・おすすめポイント
2020年に完結したので、読み直しました。序盤で独特の世界観に惹きつけられて、展開の早さでどんどん読めます。きっちり伏線も回収していいラストでした。
原作者の白井カイウ先生、初連載でこのクオリティっていうのがすごすぎて、早くも次回作に期待してます。
出版社:集英社 掲載誌:週刊少年ジャンプ
単行本:全20巻(2020年完結)
アライブ-最終進化的少年- / 河島正×あだちとか
あらすじ
叶太輔、広瀬雄一、落合恵は仲同じ高校に通う幼馴染。突如、世界中で集団自殺騒動“悪夢の1週間”が発生した。その後、太輔と広瀬は不思議なチカラを手に入れる。そして、広瀬は人が変わったようになり、恵を連れ去って消えてしまう。太輔は、3人での楽しかった生活を取り戻すために2人を探す旅に出るのだが、同じように不思議なチカラを手に入れた人間たちと関わってくうちに巨大なチカラの渦に巻き込まれていく…
感想・おすすめポイント
絵が好みです。途中で画力が一気に上がります。
ファンタジー要素強い作品はあまり好みではないのですが、なぜか惹かれるものがありました。
原作者の河島正先生は、闘病生活をしながら連載を続けており、最終巻発売の約1ヶ月後に亡くなりました。死期が近いからこそ作れたストーリーなのかもしれません。
出版社:講談社 掲載誌:月刊少年マガジン
単行本:全21巻(2010年完結)
バーテンダー / 城アラキ×長友健篩
あらすじ
佐々倉溜は、一流大学に合格するも進学せず、単身フランスへ渡り、ヨーロッパ食品協会主催のカクテルコンテストに優勝し、アジア人として初めて各国VIPにカクテルをサービスした凄腕のバーテンダー。彼の作るカクテルの味は「神のグラス」と呼ばれている。バーに訪れる客やバーテンダー、溜を取り巻く人々たちのエピソードが描かれる。
感想・おすすめポイント
数話完結で手軽に読めるのに、毎回心に沁みる人間ドラマがあります。こんなバーテンダーがいたら、定期的に通いたくなる。
そして、カクテルを作ってみたくもなります。実際にこの作品の影響もあって、一時期ジントニックを自宅で作るのにハマってました(笑)
続編は、主人公も作画担当も変わっており、『バーテンダー à Paris』『バーテンダー à Tokyo』『バーテンダー6stp』が出てます。どれも面白いですが、この1作目が1番好きです。
出版社:集英社
掲載誌:スーパージャンプ・グランドジャンプ
単行本:全21巻(2012年完結)
RAINBOW-二舎六房の七人- / 安部譲二×柿崎正澄
あらすじ
水上真理雄たち6人の少年は、戦争のあおりを喰って心に傷を負い、罪を犯し、「湘南特別少年院」に送られる。現実に負け目標も夢もなくした6人は、ケンカ、リンチを繰り返す毎日だったが、彼らは同房にいた年上の桜木六郎太に、「愛と勇気」を持って強く生きることを教わる。その教えを胸に、7人は不条理と向き合い、「再来年の夏、外(シャバ)に出る」ことを唯一の夢として、過酷な日々を乗り越えて強く生きていく。
感想・おすすめポイント
小学館漫画賞を受賞していて、アニメ化もされています。
めちゃくちゃ絵が上手いわけではないですが、ストーリーと合っているのと、行間を読む箇所、絵で読ませる部分があったりと、漫画としても一流作品だなと感じました。
とにかく熱い漫画。泥臭くてもカッコいい、心に残っている作品です。
出版社:小学館
掲載誌:週刊ヤングサンデー・ビッグコミックスピリッツ
単行本:全22巻(2012年終了)
原作と作画が別の漫画のおすすめ 番外編
ヒカルの碁 / ほったゆみ×小畑健
色んな記事でたびたび登場しているので、番外編としましたが、一番おすすめです。
あらすじ
小学6年生の進藤ヒカルは、運動好きで頭を使うことが嫌いなごく普通の小学生だった。祖父の家で見つけた古い碁盤についていた血痕に気づいたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。佐為はかつて最強の棋士である本因坊秀策にも取り憑いていたことがあるという。囲碁に全く興味のないヒカルであったが、佐為にせがまれて碁を打ち始める。
感想・おすすめポイント
囲碁というマイナー題材ながらも「友情・努力・勝利」が揃っていて、ジャンプらしい作品です。プラス「成長」も感じられるので、そこも注目ポイントです。
一言じゃ語れないので、個別記事読んでいただけると私が喜びます。
出版社:集英社 掲載誌:週刊少年ジャンプ
単行本:全23巻(2003年完結)
やっぱり読み応えのある作品が多かったです。
全作品が20巻ちょっとで完結しているというのも、ストーリー展開的にちょうどいいのかな、なんて思いました。
未読の作品があったら是非読んでみてください!
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